粘り強く交渉することが必要な場面では、
つい熱くなって、自分の主張を強く言う事にとらわれてしまうことがあります。

しかし、共通した事実に基づいた主張でなければ、受け入れられることはなく
場合によっては、自分の人格否定と取られてしまうこともあります。

相手が自己否定されたと感じた瞬間に、今までの論理的な交渉は消え、
感情に基づいた水掛け論に突入する。

そのような不毛な交渉にならないためには、
しっかりと、腹を据えて相手の話を傾聴する。
その上で、共通の事実に基づいた主張を粘り強く続けながらも、相手の納得するポイントを
探し続けることが重要です。

どうしたら、相手のお役に立つか?話をして良かったと思われるか?
ギブ力も重要です。
できる人ほど、双方にとってメリットがある話でないと価値がないと考えているものです。

大事なのは、
1、事実や数値に基づいた主張を行い、どうだった、ではなくこれからどうする?を提案する
2、意見を戦わせると同時に相手を認めること

平行線の交渉は面白くない
これからの話であれば結果を後悔することもない